こんな人にオススメ
- 転職面接を控えている
- 就活生で面接で大事なポイントが分からない
こんにちは。hiromitsuです。
転職活動の面接は自分も20社ほどは受けてきました。
その中で倍率の高い大企業や、外資系企業への転職を果たすことができた自分の経験を踏まえて今回は転職面接のポイントを紹介します。
この記事で分かること
- 転職面接でのポイント
- 企業が候補者へ求めること
- 具体的な質問の答え方
今回の記事では、外資系企業など特定の企業に取られず、全企業での面接に使える汎用的な対策方法を紹介します。
転職を検討しているが「他の経歴がなく転職ができるだろうか」「初めての面接で何を準備してよいのか分からない」という方に届けば幸いです。
ポイント①:質問の回答は事前に準備しておく
面接の時間は思っている以上に短い
面接の時間は思っている以上に短いです。
面接の時間が30分だとすると、最初のお互いの自己紹介や、逆質問などがあり、その時間に加えて「面接官からの質問に受け答える時間があります。
実質、面接官からの回答に応えられる時間は15分ほどになってしまうかもしれません。
その中で面接官はいくつかの質問を用意し、質問の深堀を行っています。
話を端的にまとめて限られた時間の中で最大限自分のアピールをできるとよいでしょう。
グループ面接などで候補者が多いともっと時間が短くなる場合があります
質問への回答を事前に準備する
とはいえ、与えられた質問にその場で全部考えて答えてしまうと、考えている時間や、話が冗長になってしまう可能性が大きくなります。
質問の回答を端的にするためには事前に回答を準備しておきましょう。
面接には一般的によく聞かれる質問というのがあり、特に一次面接などでは一般的な質問だけを聞いてくる場合もあります。
よく聞かれる質問
- 志望動機
- 自己PR
- 長所と短所
- 現職で困難を乗り越えた経験
などなど。
よく聞かれる質問への回答の準備は必須です。
また、端的な回答を準備するために、回答の中で伝えたいことを一つに絞りましょう。
伝えたいことを複数ある場合には「話がちょっと長いなあ」「何を伝えたいのかが分からないなあ」と面接官が思ってしまう可能性があります。
面接前に端的な回答の準備を忘れずに行いましょう
ポイント②:企業視点で回答をする
いざ質問を準備するといっても企業が何を重視しているかが分からなければ、その企業にとって求めている回答が準備できませんよね。
企業が重視しているポイントをいくつか紹介しますので、則した回答を準備するとよいでしょう。
企業が重視するポイント
面接官が重視するのは転職後に企業にメリットがあるか否かです。
何をメリットと判断するかというと、企業に利益をもたらすか否かです。
それを面接でどのように判断するかというと、
- 企業の事業内容に候補者の経験や強みがマッチしているか
- 社内の価値観と候補者の価値観がマッチしているか
です。
例えば強みを聞かれて、「経済学部出身で経済の知識がある」とアピールしたとしても、志望職種がエンジニアである場合には「経済の知識がうちの会社で使えるのだろうか・・・」と面接官は思ってしまうかもしれません。
また、企業の価値観というのは企業によって結構異なります。
自分の経験でいうと、外資系の企業で「もし社内に時間はとてもかかるが、誰もやりたがらない面倒な業務があった場合に、あなたならどうしますか?」というような質問をされました。
その際に「私は業務効率化を図るためにその業務をなくすようにします」と答え、面接官からも好感触で面説も通過しました。
一方で、とある日経大企業の面接で同じような質問をされ、同じように答えた場合には、面接官から「面倒な業務を率先して行い、耐えられるか否かを聞いています」と言われてしまいました。
後から分かったのですが、僕の受かった外資系企業は「ロジカルに業務を遂行する価値観」があり、僕の落ちた企業では「ガッツで業務を乗り越える価値観」がありました。
企業の価値観と違う回答だっため面接も落ちてしまいました
企業が重視する価値観に則した回答ができると良いでしょう。
ただし、嘘をついて入社しても価値観が違うとなりすぐに辞めてしまう可能性もあります。
嘘はつかないことをオススメします。
企業の理解をしておきましょう
自分の回答が企業が求めているものとマッチしているかを判断するために、企業のことはよく理解しておきましょう。
① 企業の事業内容に候補者の経験や強みがマッチしているかにかかわる内容
- 事業内容
- 企業が売り出しているサービス・製品
② 社内の価値観と候補者の価値観がマッチしているかにかかわる内容
- 企業理念
- 社内の人のインタビュー記事(働き方や考え方を述べている記事がオススメ)
このあたりネットなどから収集しておくことが良いでしょう。
もし可能なら、実際に働いている人からお話を聞くと、より企業の価値観を深く理解することができます。
企業を理解することで、面接官に刺さる回答を準備しましょう。
ポイント③:志望動機の回答例
上記を踏まえた、質問の答え方を紹介します。
まずは、必ず聞かれる質問である「志望動機」についての具体的な回答例を紹介します。
ポジティブな回答を話す
皆さんの本音の志望動機は何でしょうか?
もしかしたら「現職がブラックだから」「嫌いな上司がいる」など方もいるのではないでしょうか。
ただ、それをそのまま答えてしまった場合には、「自分の会社を強く志望しているわけではなく、ただ現職を辞めたいだけじゃないのか?」などと思われてしまう可能性があります。
明らかに労働基準法を超える残業があったなどの場合にも、悪口だけを多く述べるのはやめておくことをオススメします。
ネガティブな理由が本音だったとしても言わない方が吉です
「その企業だけの」理由を話す
志望動機を聞かれた場合に、「それって同業種ならほかの企業でもいいんじゃない?」と面接官に思われてしまう回答をしてしまうことがります。
例えば、面接官に志望動機を聞かれた場合に
「人とかかわることが好きなので、御社で営業を行いたいです」
「コミュニケーション能力を活かして、営業を通して御社に貢献したいです」
という回答をしたとしても、これって別に同業他社でも同じことが言えてしまう回答ですよね。
そういった回答よりも、その企業ならではのサービスや価値観に共感していることを伝えましょう。
回答例
「御社の○○という商品は小さいころから自分も利用していてる製品です。この商品の良さを世の中に広げたく、営業を志望しています」
その企業特有の回答の方が意欲が伝わりますよね
ポイント④:自己PRの回答例
自己PRについても必ずと言っていいほど聞かれる質問ですので、ポイントを紹介します。
具体的な実体験を話す
面接官に自己PRを頼まれた場合に、ありがちなのが抽象的な経験を話してしまうことです。
例えば「私は現職で証券会社の営業をしています。そこではコミュニケーション能力を評価されています。御社の営業でも活かせると思います。」
といったところで、「コミュニケーション能力が高い何?」「自分がそう思ってるだけじゃないの?」と思われてしまう可能性があります。
それを防ぐために、具体的なエピソードや客観的にみて分かる実績を話すとよいでしょう。
実際に私が証券会社から外資系コンサルに転職した際に言っていたことは
「私は現職で証券会社の営業をしています。
金融商品は値動きがあり購入に不安な方も多いです。
そのため、私はお客さんとコミュニケーションを密にとり困り事をなくすことを心掛け不安感の払しょくを図っていました。
その結果、社内での営業成績も300人中1番の成績を収めることができました。この経験は御社の営業でも活かせると思います。」
というような感じでした。
自己PRは具体的な実体験を準備しておきましょう
エピソードを伝えるうえでのポイントとしては、
- 課題
- 自分の行動
- 実績
この順番に当てはめて話すことがオススメです。
面接官にも伝わりやすく、話を受け入れてもらいやすいため、もし自己PRのまとめ方に迷っている方は試してみてください!
ポイント⑤:実戦練習は必ずしておく
回答を事前に準備するだけでなく、面接に向けた実践練習を行いましょう。
面接は何度も私は受けてきましたが、それでも緊張してしまうものです。
特にその企業の志望度合い高いほど緊張してしまいますよね。
事前に実践練習を行い、自分の良いところを最大限発揮できるようにしましょう。
志望度の低い順番で面接を受ける
どういうことかというと、第一志望の企業の面接の前に練習として、志望度が低い企業も受けておくことをオススメします。
準備した回答のアウトプット練習だけでなく、雰囲気になれることが可能です。
転職のスケジュールを組む際には、何社か受ける想定で期間をしっかりと取っておくことをオススメします。
転職エージェントとの模擬面接
転職エージェントによっては企業の面接前に、模擬面接行ってくれます。
模擬面接というのはエージェントが、面接官役となり面接練習を行ってくれるものです。
エージェントの方は、面接でよくある質問や重視されるポイントを知っているため実践を想定した練習が可能です。
また、実際の面接ではあまりない面接後のフィードバックを行ってくれます。
自分では気づけない部分が分かることもあるため是非活用してみてください。
今回のまとめ
- 回答の事前準備
- 企業の理解をしておく
- 志望動機はポジティブな回答をする
- 自己PRは具体的な実体験を回答する
- 実践練習を必ず行う
今回は転職面接のポイントを紹介しました。
私自身もたくさんの面接をしてきましたが、やはり本番は緊張してしまいます(笑)
しっかりと期間をとって、回答を準備して何度も練習して、どれだけ緊張しても話ができるようにしておけるといいと思います。
本番は落ち着いて話をすることを心掛けましょう。
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