こんな人にオススメ
- キャリア採用と第二新卒採用の違いを知りたい人
- 20代前半で転職を考えている人
こんにちは。hiromitsuです。
自分は日系大手証券会社から、外資系コンサルに転職しました。
そこからさらにメガベンチャーの事業会社に転職を果たしました。
一回目の転職で自分は「第二新卒採用」で入社、二回目の転職では「キャリア採用」で転職を果たしました。
「第二新卒採用」と「キャリア採用」においては入社前、入社後も全く違うことが多かったです。
今回はそんな「第二新卒採用」と「キャリア採用」の特徴の差を実体験から紹介したいと思います。
この記事で紹介すること
- 「第二新卒採用」とは?「キャリア採用」とは?
- 「第二新卒採用」「キャリア採用」の入社のしやすさ
- 「第二新卒採用」「キャリア採用」の面接で聞かれることの差
- 「第二新卒採用」「キャリア採用」の入社してからの差
「第二新卒採用」とは
第二新卒採用とは大学卒業から3年目以内程度を目途の人の募集をする採用方式です。
社会人歴があると言っても、まだ歴が浅いためスキルなどをあまり求められないのが特徴です。
聞かれる内容も社会人になってからの経歴だけでなく、学生時代に頑張ったことなど新卒に近い質問がされることもあるのが特徴もあります。
募集人数としては、新卒採用ほど大規模ではないですが、キャリア採用よりも大規模な募集をしていることが多いです。
「キャリア採用」とは
キャリア採用というのは社会人の中でも即戦力になれる人を募集する採用方式です。
第二新卒採用と違って、スキルが求められることが多く、採用規模も小さくなります。
「第二新卒採用」「キャリア採用」の入社のしやすさ
入社のしやすさだけで言えば、「第二新卒採用」の方が圧倒的にしやすいかと思います。
自分も証券会社から外資コンサルに転職した場合には、異業種転職でしたが転職をすることが出来ました。
外資コンサルからさらに転職しようと思った場合にも異業種転職を検討しましたが、なかなかESが通らなかったです。
第二新卒の場合にはESが8割ほどは通りましたが、キャリア採用になったとたんに3割程度に落ちました。
入社のしやすさにおいては実感としても「第二新卒採用」の方が簡単と言えるでしょう。
「第二新卒採用」「キャリア採用」の面接で聞かれることの差
面接で聞かれることの差としてはまず初めに前述の通り、第二新卒では学生時代頑張ったことなど、新卒チックな質問もある場合があります。
一方で、キャリア採用においては社会人経験で培ったスキルを回答として求められることが多いです。
キャリア採用の面接で手ごたえあった企業の印象としても、「自分のとがったスキルを話せた企業」でした。
というのも、第二新卒の時は「根性がある」「ロジカルシンキングのスキルがある」「主体性を持って働ける」などという、どの企業でも活かせるスキルを話せれば、面接はある程度は取った印象です。
逆にキャリア採用においては、そういった汎用的なスキルよりも
「実際にクライアントに対してこういった提案をして成功させたことがあり、経営企画に対する業務提案が得意です」
のような具体的なスキルを話した方が手ごたえがありました。
即戦力を求めるということは、より具体的に志望企業の働き方に合っていることを言えないといけないということです。
キャリア採用では、より具体的な話をできるように準備しておきましょう。
「第二新卒採用」「キャリア採用」の入社してからの差
一社目の転職では「第二新卒採用」でしたが、入社後には新卒同様に研修期間がありました。
研修期間は1カ月ほどあり、その中でコンサルに必要な知識などをつけることが出来ました。
また、研修後の案件についても比較的難易度の低い案件からスタートしました。
上司も、この人は第二新卒採用なんだなという意識があり、手厚いサポートをしてくれました。
一方でキャリア採用で入社した転職二回目の時には、研修期間は2日程度でした。
2日の研修では業務スキルをつけるための研修というよりも、その企業の勤怠管理のルールなどスキル以外の面で必要になる部分の研修でした。
「スキルはもうあるよね?だから社内のルールとかのみ教えるよ」というような研修でした。
研修後の案件も自分の場合には、難易度の高い案件をいきなり複数渡されるような形で、最初の案件から大企業クライアントに向けた提案業務をリーダとして行うという形でした。
自分の上司からも「即戦力」というような目で見られ、入ったばかりだからという対応がなかったのが印象的でした。
キャリア採用においては、かなり覚悟がいるものだなと感じました。
まとめ
「第二新卒採用」と「キャリア採用」の差
- 入社は「第二新卒採用」の方がしやすい
- 「キャリア採用」の面接では、より具体的なスキルの話をする必要がある
- 「キャリア採用」では即戦力であるという覚悟が必要
個人的な話をすると、第二新卒の方が転職しやすく、異業種転職でもしっかりと業務にまつわる研修をしてくれるため、第二新卒採用の転職はオススメです。
一方で、若いうちでないと第二新卒採用は難しいため、若い人は早いうちの行動をオススメします。
キャリア採用でないと枠がないという人は、現職においていかにスキルを付けられるかが重要です。
転職を成功させるためにも、自分の持っているスキルを一度整理してみることはオススメです。
皆様のキャリアに少しでもお役に立てれば幸いです。
コメント