こんな人にオススメの記事です
- (メガ)ベンチャー企業への転職を検討している
- (メガ)ベンチャー企業の実態を知りたい
こんにちは。hiromiです。
私は新卒で日系大手証券会社に入社し、その後、外資系コンサルティングファームに転職し、さらにそこからメガベンチャーと言われる事業会社に入社しました。
実際に働いてみて日系大手証券会社と ベンチャー企業 では働き方にかなりの差がありました。
それはいわゆるブラックか否かという部分も違いがありました。
この記事では
- ベンチャー企業は本当にブラック?
- ベンチャー企業のブラックになりやすい3つの理由
- 日系大企業はブラックになりにくい理由
実体験に沿った、ぶっちゃけた内容を紹介します!面接官は教えてくれないことの多い内容です。
ベンチャー企業は本当にブラック?
ネット検索などをしてみると、ベンチャー企業と検索欄に入力しただけで「ベンチャー企業 ブラック」などと出てきます。
その内容でよく言われているのが、ベンチャー企業は土日も働き、残業もかなり多いということです。
自分が働いていた企業をベースにしますが確かに土日も働き、残業も月100時間を超えることもありました。
面接で人事に話を聞いたときはもう既に働き方は改善されているとのことでしたが…
全ての企業に共通することではないと思いますが、ベンチャー企業の方がブラックな傾向が強いと思います。
傾向として差が出る理由は3点で
- 働いている人たちの意識の違い
- 勤怠管理システムの違い
- 社会に与えるインパクトの違い
の辺りが大きいと思います。
理由①:働いている人の意識の違い
まず初めに働いている人の意識の違いが挙げられます。
自身として働いてみて感じましたが、土日に働くこと、残業をたくさんすることをベンチャー企業で働く人は許容していることが多いです。
成長をしたいという意識が強い人が入社していることが多く、たくさん働いてその分成果を出せるのであれば問題がないと考えています。
これは価値観の違いだけでなく昇級などのシステムの違いもあるかと思います。
日系大企業は基本的には「年功序列」、ベンチャー企業は「実力主義」の差があります。
つまりは、日系大手大企業でどれだけ働いて成果を出しても年齢が上がらなければ給料も役職も上がらないが、ベンチャー企業だと成果を出すだけ、昇級が早くなります。
そのため成果を出すために、たくさん働いている人が多いです。
また、年齢関係なく裁量を求められることもおおく、若くして多忙な業務をまかされることが多いです。
結果として、土日も働いたり残業が多くなったりしているかと思います。
実際にはベンチャー企業は離職する人も多く、そういった人たち以外が早く会社を辞めており、そういった人たちが残っているだけという側面もありますが。
そこに耐えられるか否かは入社するか否かの検討材料に入れてもよさそうです。
理由②:勤怠管理システムの違い
二つ目の理由は「勤怠管理システムの違い」です。
私は一社目が日系大企業、二社目が外資系の大企業でしたが、どちらもかなり勤怠管理システムが整っていました。
証券会社とコンサルティングファームだったため、ネット検索ではどちらも「激務」などと書かれていることが多かったですが、実情としては管理が行き届いていました。
残業も1分単位で管理され、土日に働こうとしてパソコンを開くとそれが人事に通知されるというようなシステムをもっていたりしました。
物理的に管理を超えて働くことが難しかったです。
今は月で45時間以上働くことが難しく基本的にその時間を超えることはなかったです。
一方で、ベンチャー企業は利益が安定していなかったり、投資するのであれば利益が出るものにという志向が強かったりが理由か勤怠管理システムがそもそも整っていなかったです。
私の働いていた企業はメガベンチャーと言われベンチャー企業の中でも規模が大きくシステムが整っている方でしたが、その管理をかいくぐる方法はいくらでもありました。
他のベンチャー企業の人たちに話を聞いても祖言った傾向が強く、働こうと思えばいくらでも働ける環境であることがブラックの傾向を強めていると思います。
理由③:社会に与えるインパクトの違い
三つ目の理由は「社会に与えるインパクトの違い」です。
これは違法に残業をしてしまった場合に、大々的にニュースとして大企業の場合は放送されてしまうということです。
大企業で誰しもが知る企業となれば、何か違法に物事を行った場合に世間からのバッシングが強くなってしまいます。
自分が働いていた企業も、年々そのバッシングが強くなる傾向ともに業務改善がされていきました。
ニュースになってしまうこともありましたが、それを受けてしっかりと対策を練り、勤怠管理システムの整備などがお行われていました。
一方でベンチャー企業では祖言ったニュースになることが大企業ほどは少ないです。
また、ニュースになった際のTwtterなどを見てみても「ベンチャー企業なのだからそういうものでしょ」というような世間の考え方も多くあまりバッシングにつながらないように思えます。
企業によっては、内部リークというような形で違法残業がニュースになることもありますが、ベンチャー企業の人たちはそもそも価値観的にたくさんの残業をすることを自らしており外部に出にくいというのもあるかと思います。
こういった観点からも、ベンチャー企業の方がブラックである傾向が強いかもしれません。
従業員が個人で発信できるSNSが誕生してからは働き方が変わりましたね
まとめ
ベンチャー企業の方がブラックである傾向が強い三つの理由
- 働いている人たちが許容している
- 勤怠管理システムが整っていない
- ブラックでもニュースになりにくい
と考えます。
自分の周りでもブラックすぎるということが理由でベンチャー企業を去る人達も多くいました。
場合によっては精神を病んでしまう人もおり、個人としては改善される方が企業の利益にもつながるとは思っています。
こういった傾向があることを踏まえて転職を検討することをオススメします。
本当に自分の志望する企業がブラックか否かは実際に働く社員に聞いて確認することが良いと思います。
大企業からベンチャー企業に転職をして「失敗した!」とならないためにも事前によく調べることをオススメします
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