こんな人にオススメ
- コンサルの人たちが何を言っているか分からない人
- 新卒や転職でコンサル業界を志望している
こんにちは。hiromitsuです。
自分は日系大手証券会社から、外資系コンサルに転職しました。
コンサル業界は独特の用語を使用すると聞いていたのですが、本当に知らない単語が飛び交っていました。
日系手大手証券会社の時は一度も聞いたことなかった単語も多かったです。
今回は特にコンサル用語の中でも良く聞く単語を紹介します。
コンサル用語初級編
早速よく聞くコンサル用語を紹介します。
① アジェンダ
アジェンダとは「議題」という意味です。
コンサルでは会議の最初に「今回のアジェンダを紹介します」という形で議題を紹介するときに使用することが多いです。
アジェンダは会議を円滑に進めるために議題だけでなく「話す時間」「決定した内容」なども合わせて記載することが多いです。
② エイヤ
「エイヤ」というのは、何かを思い切ってやってみる時に使用します。
漫画の吹き出しなどで、相手に思い切って攻撃するとき「えいやっ」と言っている場面を見かけますよね。
「エイヤ」はやったら失敗する可能性も高い場合に思い切ってやるという風な使い方多い印象でした。
今回のプランは準備期間が少なくミスが出てくる場合があるかと思いますがいかがですか?
ミスが出てくる可能性もあるが、エイヤでやってしまおう
③ コミット
コミットとは「貢献する」という意味の単語です。
コンサル業界ではクライアントに対して貢献するという意味で利用されます。
クライアントのことをより考えてもっとコミットしよう
かしこまりました!頑張りましょう!
④ コンセンサス
「コンセンサス」は「合意」という意味になります。
クライアントに対して会議で提案をした内容の承認を得たときなどに、「コンセンサスを得た」などと使用します。
プロジェクトの予算案のコンセンサスを早くクライアントと取りましょう
今週の会議でクライアントに相談します
⑤ ジャストアイデア
ジャストアイデアは「ちょうど」などを意味する「just」と「アイデア」を意味する「idea」をつなげた単語となります。
コンサル業界では「思い付きのアイデア」のような意味で利用されることが多いです。
会議などで話している中で、深く考えてはいないがぱっと思いついたアイデアのようなニュアンスが強いです。
今出ている課題についてどのように対処しましょうか
これはジャストアイデアなんだけど○○をしてみるっていうのはどうかな?
⑥ ネゴる
ネゴるの「ネゴ」は「negotiation」の略で「交渉」を意味します。
「ネゴる」や「ネゴった」「ネゴっといて」などと活用される場合もあります。
プロジェクトメンバーを一人増やしたいので、クライアントとネゴっておいて
かしこまりました。ネゴってみます!
⑦ プロパー
プロパーは「proper」で辞書的な意味では「正しい」や「本来」を意味する単語です。
コンサル業界においては「新入社員」と訳されることが多いです(プロパー社員などとも言う)。
来週からプロパー社員が一人このプロジェクトに参画してきます
分かりました。他のメンバーにも紹介しておきます。
⑧ ベンダー
ベンダーは辞書的な意味では「販売業者」を意味します。
システム導入などを行うコンサルにおいては、コンサルを通してシステムを販売する企業や、コンサルチームと一緒に働いてプログラミングをする協力会社など「ベンダー」と呼んでいました。
ベンダーはコンサルとは別企業になるため「ベンダーさん」と呼んでいる人もいました。
この件は重大だから、ベンダーさんも含めた会議を明日行おう
かしこまりました。伝えておきます。
⑨ ボトルネック
ボトルネックは「瓶」などを意味する「bottle」と「首」を意味する「neck」をつなげた単語となります。
この図でいうと、瓶の首(ボトルネック)の部分さえなければ玉が出るが、瓶の首のせいで玉が出てきません。
そこから「物事がうまくいっておらず、ココさえ改善されればうまくいくはずの要因」などを指す言葉として使うことが多いです。
開発チームの遅延がボトルネックでプロジェクト全体が遅延しています
ボトルネックの改善を第一優先にプロジェクトを進めよう
⑩ リードタイム
リードタイムは「商品(サービス)は発注してから納品されるまでの時間」を指しています。
Amazonの利用で例えるならば、商品購入のボタンを押してから、玄関で受け取るまでの時間をリードタイムと呼んでいます。
生産スピードの改善のために、この部品を仕入れるためのリードタイムを改善しよう
クライアントにも提案をしてみます
最後に
何個の単語を知っていたでしょうか。
外資コンサル企業に入社したての時は結構みんな「気持ち悪いよね」「変だよね」と言っているのですが、気づいたら皆何食わぬ顔で使っています。
染まってしまうのですね。
ただし、一つ注意なのがクライアントはコンサル用語を知らない可能性があるということです。
クライアントにたまに平気で「ジャストアイデアですが~」などと使う人もいますが、あとからクライアントに「インビって何?」と聞かれることもありました。
相手によって使用するかしないかを使い分けることオススメします。
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