こんな人にオススメ
- 転職を検討している
- 新卒で就活をしている
- 日本の転職事情が気になる人
こんにちは。hiromitsuです。
今回はYoutubeに上がっている成田悠輔さんの発言を受けて日本の転職事情を、自分の経験と合わせて紹介したいと思います。
参考動画URL:https://youtu.be/ClfUds7Gsno
自分のプロフィール
日系大手証券会社(新卒)
→外資系コンサルティングファーム
→メガベンチャー事業会社
→無職(兼フリーランス)
転職を検討する人が増えている
現在は転職を検討している数が昔と比較して増えているそうです。
入社直後に転職サイトに登録する人の割合は10年で28倍になっているそうです。
昔は終身雇用で安定して一つの会社で働く人も多かったですが、そういったことも今は少ないようです。
また、転職を今後したいと考えている人も増えており、2022年に入社した新社会人は人の中で10年以内に退職したい人は過半数を占めているそうです。
転職したい理由としては
- ライフステージ(結婚・出産など)に合わせて働きたい
- 転職によって給与をアップしたい
- 転職して経験を積みたい など
こういった転職が増える背景には「安定した会社もなくなってきている」と成田悠輔氏は述べていました。
「昔は今の安定した企業があったが、今後は分からない。もし業績が悪化した場合に転職をしようとしても他の企業で通用するスキルがあるのか不安が残る。」
そういった背景があると話しています。
自分も日系大手証券会社に入社しましたが、上記のような理由で転職する人は多かったです。
自分の証券会社は新卒から二年で3割ほどの方が転職をしていたのですが、多くの人が「スキルがもっと欲しい」という理由でした。
自分の会社は給与も高く、日本のTop5に入る証券会社で一見安定しているように見ます。
一方で、確かに今は時代の流れも速く、ネット証券が台頭し、コロナになり従来の対面営業のスタイルの変更が余儀なくされたりと変化があります。
昔までは安定だった企業も安定しているとは言えなくなっているかもしれません。
現状の社会が抱える問題は「年功序列?」
最近よく言われる企業の問題として「“働かない”おじさん問題」というものがあります。
“働かない”おじさん問題とは
給与や役職は年功序列で上がっているのに、それに甘んじてあまり見合った仕事をしていない人がいる問題。それを見た若手が揶揄する場合に主に使う。
確かに日系大手証券会社時代には「”働かない”おじさん」もいました。
「資料に印鑑を押すだけしか今日やってないんじゃない?それで自分たちの何倍もの給与をもらっているの?」というような人です。
皆様の勤める会社にもいるのではないでしょうか。
この問題の根本にあるのは「働かいないおじさん」そのものではなく、「年功序列」という日本が昔から採用しているシステムにあるのでは?と成田氏は述べます。
「40歳以上になったら仕事のピークは落ちていくため年取ってパフォーマンスが落ちるのは仕方がないこと」
年功序列で給与や役職が上がったときにはパフォーマンスが落ちるのは必然でそれを考慮できていない年功序列が問題であるということです。
アメリカではそういったことは起きにくいと成田氏
「アメリカの場合には仕事ができないとクビになることも多いし、転職は常に頭の中にある。給与や待遇が上がる場合にはすぐに転職したりする。」
最近ではTwitter社が大量解雇ということもありましたが、アメリカでは常に企業間の異動は頭にあるそうです。
自分が外資系企業やメガベンチャー企業にいたときは、年功序列の文化も薄く、かなり実力主義に感じました。
そういった環境では確かに「”働かない”おじさん」というのもあまり存在しなかったように感じます。
今後の日本も実力主義で転職などの流動性の高い企業が増えていくかもしれません。
今後オススメのキャリアステップとは?
昔はあまりなかった転職ということが盛んになり、選択肢が増える中でどのようなキャリアがオススメなのでしょうか。
成田氏は動画内でこう述べています。
教育とか訓練とかを整っている大企業が結構いいと思う。最初の数年は大企業に入ってそこでスキルを培ってフリーランスや転職などのキャリアを歩むといいと思う
自分も日系大手証券会社とメガベンチャー企業を経験しましたが、研修などの設備ははるかに大手企業の方が整っていました。
入りたての頃に社会人として必須のスキルを、しっかりとした研修で受けることが出来るのは今も自分の力になっています。
そこで培った知識を今後に生かすようにすると良いのかもしれません。
ただ、安定しないことが多い中で不安のある方も増えているかもしれません。
その中で成田氏は
「人は多かれ少なかれ不安がある、みんなが不安を持っている。そう思うと少し楽になる。」
こう述べていました。
時代の影響やコロナの影響で安定しないことも多いですが、それは自分だけが抱える不安ではなく、同じ時代を生きる皆が抱える不安です。
そう思うと確かに少し心も楽になりますね。
最後に
今後はさらに働き方の選択肢も増えてくるかと思います。
安定した選択肢は減ってしまうかもしれませんが、選べる選択肢が増え、自分に合う選択肢を選びやすくなったことも確かです。 不安になりすぎず自分に合う選択肢を探していけると良いですね。
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