こんな人にオススメ
- 仕事が分からなくて困っている人
- 転職の人
- 新卒の人
こんにちは。hiromitsuです。
自分は日系大手証券会社から、外資系コンサルに転職しました。
そこからまたメガベンチャーの事業会社に転職をしました。
自分最初の転職時は「やばい。何が分からないかもわからない」という状況に陥っていました。
ただ、転職を繰り返す中で、そういった時の対処方を身に着けていきました。
今回は「 何が分からないか分からない 」という状況に陥った際のオススメの手順を紹介します。
仕事に慣れる前に、仕事がきつくなって転職というのは就活をしてきたことが水の泡になってしまうこともあります。
そういったことを防いでいきましょう。
「何が分からないか分からない」とは?
「何が分からないか分からない」とは、あまりにも分からないことが多すぎて、自分でも整理ができていない状況のことを指します。
例えばこんなやり取りがあったとします。
明日までに資料作っておいてね
わ、わかりました
上司に「明日までに資料を作っておいてね」と言われたけども、分からないことが多く作業の手を付けられないとします。
その場合に、自分の中である程度の情報が整理できており、何を聞けば自分の作業を始められるかが明確化されている場合には、その部分を解決する質問をすることで問題が解決します。
一方で、上司の話から分からない部分が多かった場合には、何を聞いたら自分の作業が始められるのかが分かりにくく、どのように質問をしていいのか分からない状態に陥ってしまいます。
その場合に質問をすることもできず、作業を始めることもできずに何もできない状況に陥ってしまいます。
このような状況を「何が分からないかも分からない」としています。
「何が分からないか分からない」を解決するための手順
ではこの状況を解決するためのオススメ手順を紹介します。
① ゴールの明確化
まずはゴールを明確化しましょう。
ゴールが分からなければ、何をもとに自分が手順を進めればよいかもわかりません。
自分のゴールを明確にして、それを解決するために動きましょう。
例えばの場合でいうと、「分からない部分があり作業が進められない状況」のため、「作業を始められるようにする」ところがゴールであり、解決しなければならない点になっています。
ゴールを決めて解決する部分を決めていきましょう。
② 分からないところの明確化
ゴールが分かったら、次に今自分が分かるところを整理しましょう。
その際に有効なのがフレームワークです。
フレームワークとは
物事を検討する際に、使える枠組みのことを言います。
5W1Hは有名なフレームワークで分からないところを整理するために有効な手段となります。
一から何を聞けばいいかの枠組みをその時その時判断することは、時間もかかってしまう場合もありますし、検討内容に漏れが出てくる場合も増えてきます。
それを防ぐためにフレームワークを有効活用して検討するのがオススメです。
5W1Hの中で分かる部分を埋めていきましょう。
頭の中のみで整理ができない場合にはメモに書きだすなども有効な手段となります。
③ ゴールを達成するために何が必要かをまとめる
5W1Hが分かったら埋まっていない部分をまとめましょう。
埋まっていない部分を整理したら、それを質問して聞き出すようにしましょう。
これを質問の前にしておくことが重要です。
なぜかというと、質問をして話がそれてしまったり、自分の思った通りの回答が来なかったりした場合に、自分の聞きたいことを聞き漏らすことがあるからです。
「これとこれとこれが分かれば作業が始められる」というように、分からない部分をまとめてから質問をしに行きましょう。
④ 自分の状況を伝えて、質問をする
分からないところの整理が出来たら、質問をしに行きましょう。
ただし、「これとこれとこれが分からないので教えてください」といきなり質問することはやめましょう。
いきなり「教えてください」はNG
上司は色々なタスクを抱えています。
いきなり質問をしても、どのタスクの何について聞いているのか分からず、質問への回答が出来ません。
その質問が何に対しての質問なのかがを説明してから質問をしましょう。
また、合わせて今回の質問のゴールも質問をすると良いでしょう。
上司と自分が話す中で、何を自分が解決したいのかを上司に伝えることで、上司が自分に何を求めているかを把握できます。
例の場合ですと、
「先程ご依頼いただいた○○プロジェクトでの明日の資料作成についてですが、分からない部分があり作業が進まない状況です。作業を開始するためにいくつか質問をしてもよいでしょうか。」
というような形で、自分の状況・解決したい内容を端的に説明できると良いでしょう。
最後に
入りたてにおいてで分からないところが多い場合には「何が分からないか分からない」という状況は誰しもが陥る可能性があります。
慣れればそういうことも少ないのですが、そこで仕事がつらく辞めてしまうことになるのは避けましょう。
最初はみんな同じ状況を経験しているため、質問をたくさんしたからと言ってイヤがられることも少ないです。
自分の分からない部分は入りたての内になるべく質問をしておくことが大切です。
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