資格をたくさん持ってるのに仕事できない?資格って本当に必要?

その他

こんな人にオススメ

  • 仕事に向けて資格を取ろうか検討している人
  • 資格って必要なの?と思っている人

こんにちは。hiromitsuです。

自分は日系大手証券会社から外資系コンサルに転職し、そこからメガベンチャーの事業会社に転職し、三社の企業を経験しています。

色んな企業で働く中で、「資格を取ってみたのに全然活かせない」や、「この人資格たくさん持ってるのに全然仕事できないじゃん」ということがありました。

この記事で紹介すること

  • 資格をたくさん持っているのに仕事ができない人がいるのは何故か?
  • 資格は取るべきなのか?
  • 資格取得がオススメの場合

資格”って大事なの?と思っている方の参考になれば幸いです。

資格をたくさん持っているのに仕事ができない人がいるのはなぜ?

はじめに、資格をたくさん持っているのに仕事ができない人は存在します。

一見資格を持っているということは知識があるということなので、仕事が出来そうな気がします。

しかし、それは一概にそうではありません。

理由としては二つ!

  • 知識よりも実戦経験が大切だから
  • 仕事をするうえでは知識以上に大切なものがあるから

知識よりも実戦経験が大切だから

仕事というのは、知識よりも実戦経験が大切です。

資格取得というのは基本的には座学であり実学ではありません。

例えば教科書で海での泳ぎ方をずっと学んでいても、いきなり海に出て泳ぐことはできなさそうですよね。

仕事にその知識を活かすためには座学だけではなく経験が必要なのです。

皆さんの中にも大学試験のための英語の勉強をしてきた人や、TOEICの勉強をしてきた人もいると思います。

その中で、実際に海外に行ってみたら「全然コミュニケーションが取れない!」という人もいるのではないでしょうか。

一方で、TOEICは持っていないけど、留学に行った人は英語がペラペラなんてこともあります。

一番の勉強は実践であることが分かりますよね。

自分も外資系コンサルで働いていた時には、外国人と話していたのですがTOEICの英語が全然活きなかったです。
ただ、話していく中で英語がどんどん上達していき、ある程度のコミュニケーションが取れるようになりました。

資格よりがあっても実践経験が少なければ仕事はできません。

資格をもっていても仕事ができない一つの理由になります。

仕事をするうえでは知識以上に大切なものがあるから

また、結局は仕事というのは業務の知識があるだけでは、仕事をうまくできないということがあります。

業務知識以外に求められるスキル

  • コミュニケーションスキル
  • ロジカルシンキングのスキル
  • 提案のスキル など

上記は知識以上に求められることが多いのです。

極端な話、業務のいくら知識があっても、すごく愛想が悪ければ企業で仕事を円滑には進められそうにないですよね。

そういったスキルがないまま資格だけを持っていても仕事はできません。

資格は取るべき?

では、その場合に資格は取るべきなのでしょうか。

自分としては資格を取ることは効率が悪いことかと思っています。

効率が悪いというのは、資格を取るためには優先順位の低いものまで覚えなければならず勉強時間のわりに仕事ができるようにならないと思っているからです。

“資格”のための知識がすべて仕事に活きるとは限らない

例えば、英語で外国人とビジネス会話をするためにTOEICで990点(満点)が取れる必要はありません。

一部を覗いて、高校までに習う文法や単語が使いこなせれば英語である程度のコミュニケーションは取ることが出来ます。

TOEICで満点を取ろうと思うと、コミュニケーションではめったに出てこない単語や文法まで勉強をしなければなりません。

その時間があるのであれば、今ある知識で経験を積む方が自分はいいと思っています。

ビジネス会話のみで使用する高校の勉強でもTOEICでも出てきにくい特定の単語はあるかと思いますが、それはその時学べばいいと思っています。

優先順位が低いものまで全部覚えるよりは、都度覚えていった方が時間効率が良いですよね。

資格を取る時間よりも経験を積む時間を増やした方が自分はいいと思います。

資格取得がオススメの場合

ただし、自分も資格が必要だと思う場合もあります。

①転職の採用に向けた勉強

転職の採用に向けた勉強として資格を取るのはありかと思います。

例えば、外資系企業で海外とコミュニケーションが必要なポジションで働きたいと言っているのに、TOEICが500点では採用が難しいですよね。

採用試験で自分の能力を客観的に示すのは難しいです。

英語ができますといっても「え?どのくらい?」となってしまいますよね。

その際に「TOEICで900点です」といえれば客観的に英語の能力を示すことが可能になります。

そういった転職の採用に向けた資格取得は良いと思います。

②全くの知識のない分野で働く場合

次に、全く知識のない分野で働く場合に資格取得はオススメです。

前述として分からない部分が出てきた場合に、そこを勉強するほうが資格取得よりも時間効率が良いと述べました。

一方で、全く分からない分野においては、全く話についていけず何が分からないかもわからない状態に陥ってしまいます。

そういった場合には、体系的に全体を網羅できる資格取得はオススメです。

ただし、資格取得といっても、優先順位の低いものまで網羅された難しい資格を取得する必要はないと思います。

簡単な資格でも、必要な知識がまとめられている資格を取得するのがオススメです。

自分も証券会社から外資コンサルに入社した時はIT用語が全く分からず、話が全く入ってきませんでした。

どこが分からないかもわからないし、そんな初歩的な質問できないし・・・と悩んでしまいましたが、基本情報技術者試験などの初歩的な資格を取ることで話の概要がつかめるようになり仕事に生かすことが出来ました。

初心者にオススメの資格であれば、その範囲を体系的に勉強できるため身になりやすいです。

未経験の業界に進む人や、未経験の業務に挑戦する人には資格取得はオススメです。

③独立業務で働きたい

あとは、独立業務で働きたい人です。

独立業務というのは「その資格を持っていなければ働けない業務」のことです。

例えば、弁護士になりたい人は弁護士資格が必要になりますよね。

当たり前かもしれませんが、そういった場合にも資格は必要になります。

最後に

資格試験とは取得すれば有益なものもありますが、取得までにたくさんの時間を必要とします。

特に働きながら資格取得を目指そうとすると、かなり多忙になってしまいます。

資格取得後に「取らなくてもよかったな」と思わないように、勉強前にもよくその資格が必要かを検討することをオススメします。

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