20代転職理由ランキングTOP10は実際に解決されたか【昇給は?評価方法は?】

転職

こんな人にオススメ

  • 転職を使用か検討している人
  • 転職先を探している人

こんにちは。hiromitsuです。

自分は日系大手証券会社から、外資系コンサルに転職しました(転職一回目)。

そこからメガベンチャーの事業会社に自分は転職しました(転職二回目)。

今回は20代の転職理由として挙げられる上位10位内の転職理由が実際に転職によって解決されたかを紹介したいと思います。

現職で抱える問題の中で、解決しやすい問題と解決しにくい問題など切り分けていきたいと思います。

20代における転職理由TOP10位

今回は転職サイト「duda」が実施した転職者に向けたアンケート結果から出した転職理由のランキングを参考にしています。

引用元: https://doda.jp/guide/reason/

集計期間: 2020年7月~2021年6月の1年間に転職した方のデータ

20代の転職理由ランキングTop10(duda転職より抜粋)

上記が20代における転職理由ランキングのTOP10位です。

多くの人が現職で抱える不満というのは、このランキングの中に入っているのではないでしょうか。

自分も同じようなことの改善をしたいと思っており、転職を決意しました。

実際に改善された部分もありますし、改善されなかった部分、こうしておけば改善できたなと思う部分もあります。

実際に解決ができたのか?改善のしやすさを紹介したいと思います。

抱える問題は解決できたか?

では早速紹介していきたいと思います。

①   給与が低い・昇給が見込めない

給与については二回の転職において両方とも上げることが出来ました。

自分自身において転職で給与は100万円以上上ったこともあり、転職において解消がしやすい項目に思えます。

また、給与は入社前に事前に決定してから入社をするために「入社してからこんなはずじゃなかった」となることがありません。

転職において給与改善しやすい項目と言えるでしょう。

転職一回目:改善

転職二回目:改善

ポイント :入社前に給与を決定するため、入社後に齟齬が出ない

②   肉体的または、精神的につらい

精神的につらいというのは色々な条件が重なることが多いですが、仕事における精神的にきつい部分というのは主に「人間関係」を指していると思っています。

今回この項目では「人間関係が改善されたか」で判断したいと思います。

もともと証券会社にいたときもそれほど人間関係は悪くなかったのですが、少し体育会系の気質がありました。

きつい怒られ方をしている人も見たことがありました。怖い人もいました。

そういった人は転職してからはいなくなったため、そういった意味では改善されたと言えるでしょう。

一方で、性格の不一致、働き方の不一致などはどの会社においても起きていたし、起こるものであるため改善がされにくい部分もあります。

人間関係については、入社後に「この人合わないなあ」ということもあるため、改善をしにくい項目かと思います。

転職一回目:どちらともいえない

転職二回目:どちらともいえない

ポイント :精神的なダメージを与える主な原因である人間関係は入社後でないと分からないた

      め、転職によって必ずしも解決されるわけではない

③   会社の評価方法に不満があった

自分は証券会社時代には、評価方法が年功序列であり自分が成果を上げたのにもかかわらず、なかなか昇給しないということがありました。

成果を上げたからと言って、別業務、別部署への希望が通りやすくなるということもなく評価については不満がある部分もありました。

一方で、外資コンサル、メガベンチャーともに実力主義ということで、成果が正当に評価されていると感じました。

もちろん結局のところ、昇進権限のある人に認められるかという部分があり、その人と合わない場合には昇進がしにくいという部分もあったのですが、年功序列で絶対に無理ということはなかったため、その点で改善されていたなと思っています。

評価方法は事前に面接の中などで面接官から聞くこともでき、転職前に分かりやすい項目かと思います。

そのため、転職によって改善しやすい観点かと思います。

転職一回目:改善

転職二回目:改善

ポイント :評価方法は面接の中で聞くことが出来るため、齟齬が出にくく転職によって改善がし

      やすい

④   昇進・キャリアアップが望めない

昇進については評価方法の部分で述べた通り、年功序列の企業ではなく実力主義の企業に入社することで解決がされるでしょう。

メンバーと合うか、自分が得意なプロジェクトに入れるかなど運要素も確かに関わる部分ではありますが、こちらも転職前に分かることが多く改善はしやすい項目かと思います。

転職一回目:改善

転職二回目:改善

ポイント :評価方法は面接の中で聞くことが出来るため、齟齬が出にくく転職によって改善がし

      やすい

⑤   スキルアップしたい

コチラの項目については判断がしにくい部分ではあります。

自分はやっていた主な業務が「証券営業」→「経営コンサル」→「新規事業開発」という形だったのですが、転職によって自分がやりたい業務を任せてもらうことが出来ていました。

そういった意味では、自分のつけたいスキルを付けられる環境に入社できていたため、スキルアップできていたのかなと思います。

一方で、スキルアップ=異業種への転職ととらえる場合には異業種転職は難易度が上がる側面もあるため、行きたい企業に行けないことも多く転職によって改善されやすいかと言われると難しい部分もあります。

転職一回目:改善

転職二回目:改善

ポイント :つけたいスキルをつけるための異業種転職は難易度が高く、難しい場合がある

⑥   労働時間に不満(残業が多い/休日出勤がある)

労働時間については証券会社からコンサルティングファームに転職した際には改善されたのですが、コンサルティングファームからメガベンチャーに入社した時には改善がされませんでした。

基本的には面接官から平均の労働時間などを教えてもらえるため、大体の想像がつきやすいです。

ただし入る案件や部署によってばらつきはあるため、必ずしも改善がされるとは限りません。

また、人事が把握できていない部分での残業などもあるため、自分は「入社後にこんなはずではなかった」となってしまいました。

サビ残などは人事では管理しておらず、面接官が教えてくれる平均残業時間が実情と違うということも多いです。

入社する前に転職先で働く知人や友人に話を聞ければ、実情をもっと知ることが出来たかもしれませんでしたが、それをしていなかったため改善がされませんでした。

転職一回目:改善

転職二回目:改善

ポイント :内部の実情を知る人に実際の労働時間を聞くことによって齟齬が防げる

⑦   離職率が高い

離職率は平均としての数値が把握できるため転職によって改善をすることが可能でしょう。

人事においても入社する人の数、離職する人の数については正確な数値を持っているため、人事から話を聞ければ、実情に合った数値を聞くことが出来るでしょう。

一方で、部署ごとの離職率や、ある上司の元における離職率というのは図ることが出来ないため留意が必要です。

転職一回目:改善

転職二回目:改善

ポイント :離職率は転職前に分かるが、部署ごとの離職率や、ある上司の元における離職率とい

      うのは図ることが出来ないため留意が必要

⑧   業界・会社の先行きが不安

業界の先行きについては自分がもともと対面の証券会社に入っていたこともあり、コロナ禍において「将来大丈夫?」という不安がありました。

それについては異業種転職をすることによって業績が落ちていない業界に転職でき、コロナ禍においても業績を保っている企業に入社することが出来ました。

業界の不安定さを解消するためには、異業種転職が必要となり、そういった意味ではこちらも難易度が高い項目と言えるかもしれません。

転職一回目:改善

転職二回目:改善

ポイント :安定業界への異業種転職は難易度が高く、難しい場合がある

⑨   意見が言いにくい/通らない

自分は証券会社の年功序列の文化から、実力主義の会社に転職したことによって、ある程度風通しは改善されました。

年齢関係なく意見が言えるため、そういった意味では意見の言いやすい環境に移れたと思っています。

ただし、そうはいっても個々の人間関の性格や価値観は転職前では分からないものです。

入社してみて同じ案件になった上司や、同期などの中には、意見を言えない人・自分の意見を押し付けてくる人もいました。

なので、部分的に解消されたと言えますが、働く人の性格や価値観を転職前にすべて把握することは難しいため完全に解消することは難しいと言えるでしょう。

転職一回目:どちらともいえない

転職二回目:どちらともいえない

ポイント :一緒に働くすべての人の性格や価値観は転職前には分からず、転職によって必ずしも

      解決されるわけではない

⑩  社員を育てる環境がない

社員を育てる環境は証券会社とコンサルティングファームは整っていたと感じます。

どちらもある程度の規模がある企業だったことあり、研修がシステム化されていたり、研修期間がしっかりともうけられていたため、社員の育成環境は整っていたかと思います。

一方でメガベンチャー企業は、研修システムがなく、研修期間も短かったです。

ベンチャー企業は出来てからの期間が比較的浅い企業であることが多く、システムが整っていないことも多いです。

気質として主体的に自分から学んでいく風土のため研修システムの導入などは優先度としてもあまり高くない印象です。

そのため、社員を育てる環境=研修制度ととらえるのであれば、ベンチャーは整っていなかったと言えるかもしれません。

研修内容や研修期間は事前に面接官に聞けば答えてくれることも多いため、聞いてみることで転職後の齟齬をなくすことが出来るでしょう。

転職一回目:改善

転職二回目:改善してない

ポイント :研修内容、研修期間は面接官に聞いておけば事前に分かるため、転職後の齟齬が起き

      にくい

まとめ

20代転職理由TOP10は転職によって解決できるのか?

今回は転職によって改善される項目、改善しにくい項目の実体験をベースに紹介しました。

改善しやすい項目としては、給与や評価基準と言った転職前に分かる項目かと思います。

一方で人間関係が関わる項目については、入社後にならなければ分からない部分も多く、運要素が高いともいえるでしょう。

運要素をできるだけなくすための方法としては、そこで働く知人や友人に相談することや、転職エージェントなど情報を多く持つ人に相談するのが良いのかもしれません。

転職して失敗したとならないためにも、転職前に分かることはしっかりと調べ、分からないところもなるべく情報を集めるようにしましょう。

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